ドルストレートについて

為替相場のレートは米ドルを基準としていますが、アメリカ以外の2国間の通貨ペアのレートを算出する方法がクロスレートです。

それぞれの通貨の米ドルに対する基準レートを掛けることで、算出できます。これに対し、米ドルとの通貨ペアの場合はドルストレートと呼ばれます。

例えば、豪ドルと円の為替レートの場合、「円/米ドル」レートと「豪ドル/米ドル」レートを基に算出します。
このように、日本円と米ドル以外の通貨の組み合わせはクロス円と呼ばれます。これは、実際の為替市場では円と豪ドルを直接取引するのではなく、日本円と米ドルを売買し、米ドルと豪ドルを売買して成立しているため、合成通貨とも呼ばれます。
代表的なクロス円としてはユーロ/円・豪ドル/円・NZドル/円・ポンド/円・スイスフラン/円・カナダドル/円・香港ドル/円などがあげられます。

このように、クロスレートは3カ国間の貨幣需要や、経済状況に左右されるため、ドルストレートよりも複雑に要素が絡み合って価格が決定します。